明日、21日は新月の日です。
深夜2時34分、蟹座28度の位置で月は新月のピークを迎えます。
先月も蟹座での新月で、今回の新月は2度目の蟹座新月となります。
今回の新月は私たちにどのような影響を与えるのでしょうか。
ポイントをおさえてお話ししたいと思います。
新月のピーク時のホロスコープを確認すると、
月は第2室に太陽と共にあります。
第2室が意味するものは
「所有」「獲得」です。
「日々の何気ない暮らし」や「習慣」も
第2室が管轄するものに含まれます。
太陽と月は蟹座という星座にあるので、
蟹座がテーマとする「家庭」「居場所」という意味合いの影響も受けます。
「第2室」「蟹座」この2つを掛け合わせて考えられることは、
『自分が安心して過ごせる場所の獲得』
について、意識しやすい新月となるかもしれない、ということです。
最近、「移住」や「リモートワーク」が
メディア等で話題になっていますが、
そうした「住居」や「経済活動を得るための自宅」はもちろんのこと、
自分にとって公私共に基盤となる家で一緒に過ごす
「家族やパートナーとの関係」についても
意識する機会が訪れるのではないかと思われます。
前回の新月の際には、
『特別な人』『特別な他者』
というキーワードを挙げています。
6月21日からの1ヶ月、特別な人との距離感や関係性について
考えることが多かった人もいるかもしれませんが、
今回の新月を機に、相手を軸としてではなく「自分を軸として」
より一歩踏み込んで特別な人との関係について
考えられるようになるのではないでしょうか。
自分にとって安心して過ごせる場所とは
どういう人がいて、どんな気持ちがやりとりされるのか。
自分にとって特別な近しい人に対して
日頃からどう接していきたいか(どうありたいか)。
誰かに与えてもらうことを受け身でただ待つのではなく、
自ら望むものを得られるように努力する姿勢で臨む、というのが、
今回の新月の力を未来を切り拓く上でのポイントかもしれません。