8月20日10時31分ごろ、
水星はしし座から乙女座へ移動します。
水星にとって乙女座という星座は実家のような星座であり、
水星の特徴が発揮されやすい星座です。
水星にとってもう1つ、
実家のような星座として双子座があります。
水星は情報に関する惑星ですが、
双子座と乙女座、水星の実家となる2つの星座は
それぞれ、情報の取り扱い方が異なります。
双子座が日常的にやりとりされる会話や
深い探究に入るきっかけとなる「好奇心」といった
「情報の受信」を担当するのに対して、
乙女座という星座は
物事を分析してパターンに分類するという「情報の咀嚼」や、
ストックされた知識を活用する、教育という事柄を担当します。
乙女座という名前だけ聞くと、
ロマンティックなイメージが浮かびやすいのですが、
星占い上の乙女座は現実的で、
物事の本質を見極めようとする厳しい眼差しを持った星座です。
水星が乙女座に移動することによって、
「これまでに得た知識の現実的な活用を考える」
「本物を見極める目を養う」
という影響が私たちの行動に出るだろうと考えられます。
気になる点としては、
乙女座は見る目が厳しい星座なので、
細かいことが気になりやすくなったり、
疑いすぎてしまって
石橋を叩きすぎて割るようなことになったりしやすい、
という点を挙げることができます。
目の前にチャンスが巡ってきたとしても、
それをチャンスとはすぐに認識せず、
「チャンスらしきもの」として
そのチャンスを掴んでいいのかどうなのか
色々な角度から検証を重ねようとすることになるかもしれません。
慎重な態度の結果、場合によっては
チャンスを掴み損ねてしまうことになってしまいます。
「チャンスの神様には前髪しかないから、
来たと思ったらすぐに掴まないと、つかまえられない」
という話はよく聞く話です。
乙女座が水星にいる間は、その話を時折思い出して
慎重になりすぎていないか、
身構えすぎていないか、
自分の姿勢に意識を向けたいものです。
